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Stereolabs、OculusやHTC Viveに取り付けてARに対応させることのできるカメラ「ZED Mini」の予約注文を開始

海外のVR系ニュースメディアでありますRoad to VRは現地時間の26日、サンフランシスコに本社を持つVR/AR系テックベンチャー「Stereolabs」が、Oculus RiftやHTC Viveへ取り付け可能な小型のデプスマッピングカメラ「ZED Mini」の予約注文を開始した、と報じました

Stereolabsはもともとデプスマッピングカメラの開発を続けていることで知られておりまして、すでに「Zed Stereo camera」が販売されております。

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この記事でもこのZEDを使用したデプスマッピングの実用例をご紹介させていただいておりました。以下は今年の3月に公開された、「Zed Stereo camera」による奥行きマッピングのデモ。

Zed Stereo camera」は449ドルで発売中ですが、今回約半分の大きさになって、さらにハイエンドHMDに取り付ける前提の形になった「ZED Mini」が発表されたという次第。お値段変わらずの449ドル!

その最大の武器は上記の奥行きまでをマッピングできる機能でしょう。最大で約15mの奥行きを認識するんだそうですよ!

今のARグラス・ARゴーグルはまだまだ視野の狭さを克服できていない状態ですが、このZED Miniを使って既存のOculusやHTC ViveがARゴーグルに早変わりさせることで、まず視野角の問題が一気に改善しちゃうことになります(さすがに元記事によると、Oculusの視野角そのまんまをキープできるわけではないみたいですけどね)。

出荷開始は11月予定。このデバイスの登場で、AR界隈が活気づきそうですね! 続報に期待です!

記事元:ZED Mini Turns Rift and Vive into an AR Headset From the Future -Road to VR

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