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アルファコード、東邦ガスと共同で体験型の教育VRコンテンツ「火の学びVR」を制作

株式会社アルファコードは4日、東邦ガス株式会社(愛知県名古屋市)の教育コンテンツ「火の学びVR」の開発に協力したことを発表しました。

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VRonでは何度もご紹介させていただいているアルファコードさん、以前から様々な企業と協力し多彩なVRコンテンツを発表されておりますが、この度発表されたのは教育領域のコンテンツ。その名も「火の学びVR」です。

東邦ガスとがっちりタッグ! 日常の体験とVRを融合させた「火の学びVR」とは

今回東邦ガスさんは、日常的に最も「火」と接触できる「ガスコンロを使ったお手伝い」に着目。

子どもたちが火の正しい取り扱い方を楽しく安全に学習でき、実際のガス火を使った調理を家庭で実践できるようになることを期待して、実空間とVR空間が連動したコンテンツをアルファコードさんと共同で開発しました。それが「火の学びVR」です。

「火」と「VR」そして「教育コンテンツ」というキーワードであれば、思い浮かぶのは避難体験や火災体験といった「訓練」的な内容になりがちですが、今回「ガスコンロの使い方」という、非常に身近でかつ日常的にお子様が接しやすい題材を持ってきたところが大きなポイントです。

ゲーム感覚で学べる「インタラクティブ性」で、「火」の体験をよりリアルに

火の学びVR」のもう一つの特徴は、映像学習には再現できず、かつVRにとって実現可能な「インタラクティブ性」にあります。

VR空間内で与えられた指示に対して、コントローラーだけでなく実際のコンロ・調理器具を操作して、体を動かしながら調理工程が進んでいく……というのが「火の学びVR」におけるメインの流れになっていて、これにより、映像を使った座学に比べ調理の知識やスキルの理解が深まるのを企図しています。

実際に、2018年8月に東邦ガスと金城学院大学が共同で行った知識・スキルの定着効果と実証実験において、本VR教材を体験したグループは、そうでないグループに比べて火の取り扱い方に関する知識・スキルの定着が統計的に有意に高くなるとの結果が得られているそうでございまして、VRならではの効果が発揮されているようですね。

また「火の学びVR」では、調理終了後に表示される判定結果や、推奨する調理方法から逸脱しすぎるとゲームオーバーになってしまうといったゲーム性を取り入れることにより、子どもたちが楽しみながら主体的に学習できる環境を提供しています。

VR体験によって楽しく練習が出来るので、これならケガなどを減らす効果にもつながりそうです。何と言っても恐怖感なくガスコンロを使った調理体験ができるってところがいいですね。お子様だけでなく、料理が苦手な大人にも楽しめそう!

こちらの「火の学びVR」、火の取り扱いを学べる教材をVRで制作した点において東邦ガスと共同で特許出願中だそうです。

具体的な体験の機会などについては今後発表になるのかな? いずれにしましても、アルファコードさんの今後に期待ですね!

情報提供:アルファコード

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