H2L株式会社は17日、腕に巻くだけで直感的にVR/AR体験を提供するデバイス「FIRST VR」の開発者用サイトをオープンし、専用アプリ開発のためのSDK(alpha版)の無料公開を開始しました。
「アクティブセンシング技術」が可能にした、新たなデバイスコントロール
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H2L、腕に巻くだけで直感的にVR/AR体験できるデバイス「FIRST VR」を東京ゲームショウ2017で発表
腕に巻く、というのが新鮮! H2L株式会社(東京都江東区)は21日、腕に巻くだけで直感的にVR/AR体験を提供するデバイス「FIRST VR(ファーストブイアール)」を9月21日から24日まで幕張メッ ...
昨年の9月にご紹介させて頂きました、「世界初のアクティブセンシング技術」を採用したコントローラ付きスマホVRゴーグル。それが「FIRST VR」です。
腕に巻くだけで、コンテンツ内にて「物を投げる」「銃を撃つ」といったコントロールを可能にしています。昨年開催された東京ゲームショウ2017より予約販売が開始されておりまして、現在も公式サイトにて販売中。
ビックリなのはそのお値段。税込み9,980円(!)となっております。iOS, Androidのスマートフォンに対応しておりまして、iOSですとiPhone7以降、Androidの場合はGALAXY S8 / S8+、Xperia XZsシリーズが推奨されていますね。
いよいよ開発キット(SDK)の公開がスタート。しかも無料!
これまでオリジナルのコンテンツ「母ご乱心」「FVR wizard」が公開されておりましたが、今回晴れてSDKが公開された、という次第。デベロッパー専用サイト( https://dev.first-vr.com ) にてデベロッパー登録を行えば、Unity+C#をベースにしたSDKやAPIを無料でダウンロードできるようになっています。
SDKにはBluetooth接続からキャリブレーション、ジェスチャ認識などのクラスを取り揃えている他、サンプルプロジェクト付き。日本語版と英語版のドキュメントとチュートリアルも用意されていますので、特にUnity使いの方にはとっかかり安い内容になっておりますよ!
今回発表されたSDKが「アルファ版」ということで、今後も頻繁なアップデートがありそうです。手で握るタイプのコントローラが多い中、「腕に巻く」という発想は発表から半年が経過した現在でも斬新ですね! 今回のSDK公開で新たなアプリケーションのリリースが期待できそう。今後に注目です!
記事元:H2L、スマホVRデバイス「FirstVR」の開発者用サイトオープン。SDK(alpha版)を無料で公開。-PR TIMES-