HTC NIPPON株式会社(以下、HTC)は23日、「VIVE Pro」の国内販売を開始しました。
いよいよHTC Vive PROが日本本格上陸。広がるルームスケール+78%アップの高画質!
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アスク、HTC VIVE Proの取り扱いを開始。お値段税別94,000円
株式会社アスク(東京都千代田区)は19日、HTC製のVR機器「VIVE Pro HMD(アップグレードキット)」の取り扱い開始を発表しました。 ついに来た! HTC Viveの上位版、日本上陸 いよい ...
すでに4月6日よりアスクさんなど各社より「アップグレードキット(ヘッドセットのみ)」として販売が開始されておりました「VIVE Pro」。いよいよ正式にフルパッケージでの販売が始まりました。
HTCによる「VIVE Pro」は、HMDに加えてベースステーション2.0が2台、コントローラー2台も同梱されたフルセットでの販売です。
大きな特徴は2つ。まず、ベースステーション2.0により、「6m x 6m」のルームスケールをトラッキングすることが可能になっています。また、10m x 10mまでのより広いスペースをトラッキングするために必要な、追加設置用のベースステーション2.0の単品販売も予定しているとのこと。こちらの詳細は未定だそうです。
もう一つの大きな特徴は、すでに話題になっている解像度アップ。デュアル有機ELディスプレイを搭載し、現行のVIVEよりピクセル数が78パーセント向上(2,880×1,600ピクセル)しています。
その他「アンプ内蔵型高性能ヘッドフォン」「ヘッドストラップ・重さのバランス・ボタン部分の改良」など、意欲的なアップデートになっておりますよ!
フルセットのお値段は162,880円(税抜)。23日より販売開始
気になる「フルセット」の価格は……、税抜きで162,880円(税込み175,910円)。HMDのみの「アップグレードキット」については、既報通り税抜きで94,000円(税込み101,520円)となっています。
すでにヨドバシカメラなどでも販売が始まっていますねー。まだアマゾンには出ていないみたい(アップグレードキットについては現在在庫切れ)ですが、こちらでの販売にも期待です!
なお、ベースステーション2.0は、現在も販売している「無印Vive」(VIVEコンシューマエディション・ビジネスエディション)には非対応ですので、ご注意を。HTCさんによる以下の対応表でご確認ください。
さらに「アドバンテージパック」の発売もアナウンス。詳細は後日発表
さらにさらに、今回VIVE Pro HMD (アップグレードキット)・VIVE Proを対象にした、商用利用での保証といった法人向けサポートを提供する「アドバンテージパック」なるサービスのリリースも発表されました。リリースは「今春を予定」しているそう。詳細は近日中に発表されるとのことです。
今回のフルセット販売開始によって、ハイエンドVRヘッドセットの戦線をHTCがさらに一歩リードする形になるのは間違いなさそう。近く詳細が発表されると言われているOculus側の「Santa Cluz」や、8K対応を謳う「PIMAX」など、その他のハイエンドVRヘッドセットがどう動きを見せるのか……、引き続き注目ですね!
記事元:HTC NIPPON、VIVE Pro を4月23日に162,880円(税抜)で国内販売開始 -PR TIMES-