STARVR CORPORATIONは22日、広視野角・高解像度を誇るハイエンドVRヘッドマウントディスプレイ「StarVR」を導入したVR体験エリア「SEGA VR AREA SHINJUKU」を株式会社セガエンタテインメント（東京都品川区）と共同で開設し、本日12月22日（金）より、第一号店としてセガ新宿歌舞伎町内にグランドオープンしたことを発表しました。
5K解像度を誇るあの「StarVR」が、ついに日本上陸
時は2015年のE3に遡りますよ。おととし6月のE3にて「5K解像度で視界角210度」を謳った、当時でも超ハイスペックなVRヘッドセットが発表されたのですね。それが「StarVR」です。
開発しているのはスウェーデンのゲームスタジオ「Starbreeze」。PAYDAYシリーズなどのヒットで知られています。その後、StarBreezeとAcer（！）が共同でSTARVR CORPORATIONを台湾に設立。衝撃の発表から2年以上経過し、ついに日本上陸と相成った次第でございます。
現在流通しているVRヘッドセットの視野角（FOV）がだいたい100～120度（110、とかがベースですね！）なのに対して、「210度」という倍近い視野角を誇るのが大きな特徴です。
しかも解像度は2560×1440ピクセルが2枚、つまり「5K」。OculusやHTC Viveが2枚で3K相当ですから、現在のハイエンドVRヘッドセットの解像度で横にバーンと視野が広がった感じになります。以下はそのシミュレーション画像。左がStarVRです。
トラッキングシステムも「ハイスピード・オプティカル・トラッキングシステム」と呼ばれるもので、高速移動時に発生しやすい映像の乱れを抑制し、VR空間での素早い動きでも滑らかな映像を体験できるとのこと。この映像体験を実現できているのはStarVRだけ！と豪語しています。強気だ！
日本でのパートナーに選んだのは「SEGA」。本日より新宿・歌舞伎町にてオープン
そんな超解像度のVR映像体験ができるStarVRを引っ提げて、本日セガがオープンしたのが「SEGA VR AREA SHINJUKU」。セガ新宿歌舞伎町店に併設する形でのオープンです。
2018年3月までに3ヶ所のセガのお店への導入を目指しているとのことで、来年末までに合計10ヶ所以上の開設が目標。これは期待できますね！
今回「JOHN WICK CHRONICLES」「THE MUMMY PRODIGIUM STRIKE」の2タイトルが用意されているそうでございます。広い範囲のルームスケールトラッキングが可能、ということもあって、かなり動けるゲームみたいです。お値段は1,200円。各タイトルのプレイ人数は最大2名となっております。以下店舗概要！
「SEGA VR AREA SHINJUKU」店舗概要
■住所 ：〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-21-1 第二東亜会館1F・2F
■営業時間 ：13:00～23:00
■料金 ：1,200円
■店舗URL ：http://tempo.sega.jp/am/kabukicho/
詳しくは公式サイト・プレスリリースをご覧ください！ 本日からですよー！