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ネクストシステム、WEBカメラだけで3D解析を行う骨格検出システム 「VisionPose」製品版を法人向けに販売開始

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株式会社ネクストシステムは12日、WEBカメラのみで人間の骨格を検出できるシステム「VisionPose(ビジョンポーズ)」を、今月19日から法人向けに販売開始することを発表しました。

Webカメラを使った驚異的なボディトラッキングが実現!

株式会社ネクストシステムさんは、ディープラーニングを使ったAIシステムやxR(AR/VR/MR)などの最先端システム開発を行っています。これまでに、カメラの前に立った人物の動作に合わせたインタラクションを搭載するARサイネージ『Kinesys(キネシス)』などを発表されていますね。

しかし昨年! この『Kinesys(キネシス)』に利用していた深度センサ付きカメラが突如販売中止になってしまってさあ大変!(おそらく「Kinect」のことでしょう。Kinectは2017年に販売が終了しています)

そこでネクストシステムさんは考えました。同社が以前よりディープラーニングを使った画像認識技術のさまざまな経験とノウハウがあったこともあり、深度センサ付きカメラを使わずに、WEBカメラのみで人間の骨格を検出するシステムに着目したんですね。こうして開発されたのが「VisionPose」です。まずは公式トレーラーから。

VisionPoseが「凄い!」と言える、数々の特徴とは?

そんな「VisionPose」には、以下の特徴があります。

リアルタイムで骨格を検出

「VisionPose」はリアルタイムで人体の骨格を計測します。しかも、2Dと3D(深度測定)の骨格検出に対応しているのが大きな特徴です。WEBカメラのみで骨格情報の抽出ができることから、カメラ側に「深度センサ」があるかどうかは問いません。

また、教師データを作成するアノテーションツールを含む学習環境についても、全て社内で用意しているため、今後も引き続き精度アップを進めていくことが可能になっているそうですよ。

複数人の骨格検出が可能

「VisionPose」は1人の骨格だけでなく、カメラに不空の人間が映っていてもそれぞれの骨格をリアルタイムでトラッキングすることが可能になっています。

全身の関節+顔パーツ=30箇所の位置を検出

「VisionPose」では、人間の身体の各部位にある関節(25箇所)と、5つの顔パーツ、合計30か所を検出することができます。また、オーダー次第ではこの30カ所に加えて別の新たな測定箇所の追加もできるそうです!

用途制限なし! C#のSDKとして提供

VisionPoseはUnityなどで良く使用されるプログラミング言語「C#」のSDKとして提供されます。また、用途制限はなく買い切りの提供となることから、商用・非商用などといった使用目的によって縛られることがありません。なお、Unityからの利用については近日提供される予定とのことです。

リアルタイム映像だけでなく、画像からの解析もOK

「VisionPose」は、WEBカメラが取得している映像データから解析を行いますが、このリアルタイム版に加え、これまでに撮影した静止画像から骨格検出をすることもできます。今まで研究用に撮影した画像データなど『骨格検出にリアルタイム性が必要なく、より精度が高いデータが欲しい場合』に特にオススメの機能です!

なお、静止画から検出が可能な座標は2次元座標のみとなります(動いていませんからね)。また、事前収録した動画からの解析についてもアプリとして近日提供を予定しているそうですよ!

将来的にはスマホなどマルチデバイスに対応予定

将来的にはCloud上やスマートフォン上でも利用が可能になることを目指しているとのこと。スペックの低いハードウェアでも動作できるよう、現在モデルの軽量化・高速化を進めているそうです。

これだけの機能を持つ製品が純国産で開発されているとあっては、注目しないわけにはいきませんねー!

赤外線カメラにもマネできない、AIならではの技! ただいま機能評価版を準備中!

ネクストシステムさんは、「VisionPose(ビジョンポーズ)」が特に以下の点で優れているとしています。

  • 赤外線センサーつきカメラに比べて、「屋外での認識につよい」「障害物と人間の識別に強い」「正面・背面を識別できる」などの点で有利
  • 従来のディープラーニング系類似サービスで見られる「特定分野での用途制限」「高価」といったデメリットに強い(用途制限なし、商用利用可能、買い切り価格での提供)
  • リリース用プロダクトキー(1つ)、開発用プロダクトキー(2つ)が同梱されているため、複数台での開発にも対応

なるほど! 使いやすさを非常に重視している印象ですねー。「VisionPose」では、工場や作業現場における監視業務、スポーツでのフォームチェックや審判材料、医療分野・組込製品への利用からVtuberでのボディトラッキングに至るまで、幅広い用途を想定しているとのことです。

発売開始日は2018年11月19日。料金は「お問い合わせください」(お問い合わせ: https://www.next-system.com/contact)とのことです。また、

  • 個人向け商品については準備が整い次第別途告知予定
  • 無償で利用できる評価版を現在準備中

だそうです! 特に個人向け製品がどういう形でリリースされるのか、注目したいところですね! 詳しくは「VisionPose(ビジョンポーズ)」公式サイトからどうぞ!

公式サイト https://www.next-system.com/ai/visionpose

記事元:WEBカメラだけで3D解析を行う骨格検出システム 「VisionPose(ビジョンポーズ)」製品版を法人向けに販売開始! ~WEBカメラだけで実現する、高精度AI骨格検出システム~ -@Press-

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