株式会社富士建(本社: 佐賀県佐賀市)は、Field Robotics Japan(本拠地: 静岡県富士市)と共同チーム「FRJ-DOKAROBO」を立ち上げ、ANAによる賞金総額1,000万ドルのアバターロボット開発コンテスト「ANA Avatar XPRIZE」に挑戦します。
テレイグジスタンスの大型コンテスト「ANA Avatar XPRIZE」の予選を見事通過、本選に挑む
富士建さんは、ANAによる賞金総額1,000万ドルのアバターロボット開発コンテスト「ANA Avatar XPRIZE」に挑戦するため、屋外ロボット技術に特化した技術支援団体 FRJ: Field Robotics Japan(本拠地: 静岡県富士市)と共同チーム「FRJ-DOKAROBO」を結成しました。
Field Robotics Japan( https://field-robotics-japan.info/ )は、フィールドロボティクスに関心のある若手技術者・学生を中心としたコミュニティ。屋外で活躍するロボティクス技術の普及促進を目指し、隔月開催のオフラインイベントや、屋外で開催されるロボットコンテスト(自動運転AIチャレンジ、海洋ロボコン、つくばチャレンジ)に参加する若手技術者・学生の支援を行っています。そんな2つの団体・企業が挑んだのが、「ANA Avatar XPRIZE」であります。
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ANA Avatar XPRIZEは、ANAホールディングスがスポンサーとなり、XPRIZE財団によって運営される、先端技術を用いて遠隔で周りの環境や人々と応対ができるアバターロボットを開発を競う総額1,000万ドルの国際賞金コンテスト。以前ANAさんの「ANATAR IN」の中でも少しご紹介しましたね。
さて、そんな富士健さんとFRJさんは携帯電話回線(4G/LTE)経由で遠隔操作可能なアバタープラットフォーム「FRJ Remote System Ver 0.10」を共同開発し、2019年末に審査が行われたQualifying Submissionを見事通過しました。以下がその公式動画。
奥にいる操縦者とロボットの手が同期しているのがおわかりになりますでしょうか? こちらはその操縦者視点。
なかなかいい感じー!
FRJさん、富士建さんでは、本大会のメインテーマであるアバターロボットを広義の意味で世界のバリアフリー化を推進していく技術だと捉え、本コンテストへに参加したそうです。本選での活躍が期待できそうですね!
さてさて、そんな富士健さんも予選を通過した「ANA Avatar XPRIZE」、1月8日に予選を通過した19カ国77チームが発表されています。日本からは……
ADAWARP |
FRJ-DOKAROBO |
GITAI |
H2L |
Janus |
Junnichi Suko |
Last Mile – Another Small World Project |
Mira Robotics |
N Robotics |
Radical Bodies(慶応大学KMD) |
Synapse |
Team JSK(東京大学工学部機械情報工学科・大学院機械情報理工学系研究科) |
Telexistence |
X-Presence |
以上の14チームが通過。注目どころでは「Radical Bodies」は慶応大学KMDの皆さんによるチーム、「Team JSK」は東京大学のJSK(情報システム工学室)の皆さん……と、産学入り乱れての大激戦となっております!
ここからファイナルに進出できるのはわずか20チーム。果たして賞金1000万ドルを手にするのはどのチームか? 注目していきましょう!
記事元:総額10億円の賞金付き国際コンテスト「ANA AVATAR XPRIZE」に挑戦する日本チーム「FRJ-DOKAROBO」が予選を通過、次の競技審査に向けて開発を加速 -PR TIMES-