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横浜DeNAベイスターズとKDDI、clusterを使用した「バーチャルハマスタ」の無料トライアルを実施【取材レポート】

株式会社横浜DeNAベイスターズとKDDI株式会社は11日、新型コロナウイルス感染症の影響により球場への来場人数が制限されるなか、先端テクノロジーを活用して、自宅にいながら球場の雰囲気を味わい、試合観戦を楽しみ、選手を応援することができる国内初(横浜DeNAベイスターズ・KDDI調べ)の「バーチャルハマスタ」の無料トライアルを実施しました。

DeNAとKDDIが動く! clusterを舞台に敢行した「バーチャル野球観戦」はパーティクル溢れる未知の体験!

今回の「バーチャルハマスタ」が発表されたのが8月4日のことでございました。これまでベイスターズとKDDIは、

  • 19年8月:スマートスタジアム実現に向けたパートナーシップを締結
  • 20年6月:各種事業領域の連携を含めパートナーシップを拡大

と、新しいスタジアム観戦体験のための様々な取り組みを実施してきておりまして、今回はその一つの到達点となります。

新型コロナウィルス(COVID-19)の影響は野球にも等しく訪れました。開幕は3ヶ月延期され、現在の「5,000人上限」の観客動員も7月に始まったばかりです。このような状況の中、先んじてベイスターズさんとKDDIさんが挙行したのが、今回の「バーチャルハマスタ」というわけ。

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舞台となったのは「cluster」です。これまで「渋谷5Gプロジェクト」など、多くのコラボを行ってきたKDDIさんがclusterを選択するのは必然と言えました。そして本日、cluster上にどデカイ「横浜スタジアム」が爆誕した……という塩梅。

clusterさんだけに対応デバイスの広さは魅力です。パソコン、VRHMDはもちろんのこと、スマホからのアクセスもOK。オリジナルアバターを使いながら「バーチャルハマスタ」内を自由に歩き回れるほか、試合の状況に合わせた演出などにより、多くのファンと一緒に実際の球場で応援するような一体感を楽しめるよう、様々な工夫がされています。

というわけで! 行ってまいりました!

今回メディア向けの記者会見なども行われました。詳細を伺った上で実際の試合を拝見させていただきました。バーチャル渋谷のときもそうでしたが、なんといっても作り込みがいい! この臨場感、マジで半端ないっす!

記者会見でも「ここらへんはこだわりました」とおっしゃっていたのが、メイン会場への導線。入り口から球場内に入り、そのままメイン会場への入口を通ると、なんと「選手ベンチ」からグラウンドに抜けられる、という実際にはなかなかできない道筋になっておりました。これは野球好きにはたまらない演出かと!

これがベンチから見たメイン会場。パーティクル演出がうまくツボについてる感じで、ワクワク感が満載でしたよ! それとそれと、歓声がいい感じで鳴るんですよねー。こういった音声的アプローチに抜かりがないところにもすごく好感が持てました!

これが実際のメインビジョンの画面。実際に本日開催されていた試合を映しながら(実況・解説つき)、バーチャルハマスタ内にて独自の実況・解説が行われておりまして(インパルス・堤下さんのMCが素晴らしかった!)、非常にエキサイティングできそうな空間に仕上がっておりましたよ。

これいいなー! と思った最大のポイントがこちら、ヒットやアウト、チェンジやホームランなどイベントが発生した際に会場全体で繰り広げられる「パーティクル演出」。バーチャル空間だからこそできる演出を縦横無尽に活用していらっしゃいましたねー。

cluster代表・加藤さんのツイートをお借りしましょう。いやー、clusterさんとKDDIさんが培ってきた知見が存分に発揮されていて、すんごくホンワカしちゃいました……!

今回は無料トライアルということで、しばらくこのような無料トライアルを通じていろんな実証実験を行いつつ、ギフト機能やグッズコマースなどマネタイズの方向で模索をしていきたい、とのことでした。今後も定期的に開催されるそうですので、今後の展開に注目していきたいですね!

情報提供:「バーチャルハマスタ」PR事務局

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