松竹株式会社は5日、「未来の観劇体験」をテーマにしたアプリ 『INTO by Shochiku』 、及びそのアプリ内で楽しめるAR歌舞伎コンテンツ『Reverse Reality ~KABUKI Performance "Shakkyo"~』、以下『Reverse Reality』をリリースすることを発表しました。
あの松竹歌舞伎がARコンテンツとして登場!
松竹さんはこれまでにも、カディンチェ株式会社、株式会社侍の3社で2018年5月に設立した「ミエクル株式会社」を通じてXRコンテンツの開発を行うなど、XR展開に果敢にチャレンジしてこられました。歌舞伎の分野でもトライをされておりまして、例えば、2018年末に「永楽町歌舞伎」の360度8Kコンテンツ撮影を敢行されています(上写真)。
今回松竹さんが発表したのは「AR」。オリジナルスマホアプリ「INTO」を通して片岡愛之助さんによる舞(約6分)の映像をARで体験することができるようになっているそうです。
今回のコンテンツ「『Reverse Reality ~KABUKI Performance "Shakkyo"~』」では、伝統芸能・歌舞伎とAR技術を融合させることよって、歌舞伎の新たな楽しみ方を提案する、としています。歌舞伎俳優・片岡愛之助扮する獅子が現れ、目の前で歌舞伎俳優の演技や、蝶・牡丹が舞う空間演出を楽しむことができる、という仕上がりです。
歌舞伎俳優の表現には「ボリュメトリックキャプチャ技術」を用い、実際の歌舞伎俳優を撮影した映像から3Dデータを生成。なかなかの再現度みたいですよ! 以下アプリ概要!
アプリ概要
[アプリ名] INTO by Shochiku[コンテンツ名] 『Reverse Reality ~KABUKI Performance "Shakkyo"~』
[提供開始日] 2021年1月15日(金)予定
[対応] iOS/iPad OS:13.7以降、 Android:10以降
[料金] 無料
[公式サイト] https://INTObyShochiku.com
[公式Twitter] @ReverseReality_
主演: 片岡愛之助
振付: 藤間勘十郎
製作: 松竹株式会社
協力: mod (sabakichi、番匠カンナ)、カディンチェ株式会社、株式会社HERE.、株式会社AMSY.、
PT.CITRA WAHANA TEKNOLOGI、松竹ショウビズスタジオ株式会社
機材協力:TSUKUMO
お! 番匠カンナさんも参加されてるんですね! 今月中旬には「PC やタブレットで配信される、特別な背景映像と合わせて観劇する楽しみ方」も発表されるそうですので、まずは15日からのアプリリリース、そして今後の発表に期待しましょう!