こんにちわこんばんわ!
先週末にアメリカはラスベガスにて開催されておりました「CES 2018」、今年も多くの発表がありました。すでにVRonでご案内したものを含め、ざーっくりとおさらいしてみましょう!
レノボのスタンドアローンVRヘッドセット「Mirage Solo」と180VRカメラ「Mirage Camera」
今回VRヘッドセットがらみでは2つの大きな発表がありました。まずはレノボが発表したのがこちらの「Mirage Solo」。
すでに公式ムービーも上がっています。表示領域は「2560×1440ピクセル」で、視野角(FOV)は110度・フレームレートは75Hz。インサイドアウト方式のトラッキング技術「WorldSence」により、外部センサーなしで6DoF(6自由度)を実現しています。
今回開発にあたりGoogleが全面協力しており、Daydream規格準拠なのが大きな特徴ですね。OSはもちろんGoogleのDaydream OSを採用しています。
日本での発売や詳細な価格などについては未発表ですが、現時点で出ている情報ですと、アメリカでは400米ドル(だいたい45,000円)以下での販売になるとのこと。価格帯的にはWindows MRあたりとガチンコ勝負って感じですね!
合わせて発表したのがVR180専用のカメラ「Mirage Camera」。
13メガピクセル×2のレンズを搭載し、4Kの180度3D映像撮影にも対応。写真撮影はもちろんのこと、ライブストリーミングにも対応します。これで販売予定価格は300米ドル以下(だいたい34,000円)! 発売は今年の4月~6月を予定しているとのことです。
HTC Viveの上位版「Vive Pro」
一方、HTCが発表したのはHTC Viveの上位版「HTC Vive Pro」でした。
Today in Las Vegas, HTC VIVE™, the leader in room-scale Virtual Reality (VR), announced new hardware upgrades that deliver premium VR experiences to consumers and enterprises with the introduction of Vive Pro and Vive Wireless Adaptor.
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— HTC VIVE (@htcvive) January 8, 2018
特筆すべきはその仕様です。解像度だけでも約8割精細化。非常に意欲的な製品になっておりまして、
- ディスプレイは2880×1600ピクセル、OLED。現モデルが「2160×1200」なのでピクセル数にして80%弱の増加
- 立体音響対応ヘッドホンが内蔵(アンプも)、マイクも追加。
- 前面に2つのカメラを追加(用途の詳細は未発表)
- ワイヤレス無線アダプタを別途開発し、無線化に対応(アダプタは現Viveにも使用可能)
という! 現時点で公表されているHMDの中でもかなり高精細なディスプレイを備えることになります。
詳細な仕様や発売時期は未発表。こちらも非常に気になりますね!
Insta360、Realmaxなどその他にも続々発表!
その他、すでに御案内した記事はこちらです。個人的にはInsta360のライトフィールドカメラがとっても気になります!
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2018年もさまざまな製品が登場しそう。もう待ちきれないですね! 情報が入り次第お伝えしてい参りますので、これからもお楽しみに!