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IVR(シス)、VTuber支援サービス「Vカツ」の法人向けプラン『Vカツビジネス』を開始

株式会社シス(IVR)は28日、IVRが運営するVtuber支援サービス「Vカツ」におきまして、法人利用を可能とする「Vカツビジネス」を本日28日に開始したことを発表しました。

Vカツ、いよいよ次のステップへ到達。商用利用・VRM出力も視野に入れた「ビジネスプラン」がスタート

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Vカツ」(http://vkatsu.jp/) は、3Dキャラクターメイキングからアニメーション、さらには表情付けなどを無料で行える「VTuber支援サービス」。誰もが手軽に作成できて自由に動かせるアバターを多く生み出すことを目標としておりまして、「今すぐ手軽にVtuberを始められる」、しかも「個人での利用なら商用利用OK」というのが最大のウリです(著作権はIVRさんが保持、その他ライセンス規定あり)。

Vカツ」では顔、髪、体、衣装、アクセサリーなど、300を超える設定項目からカスタマイズを行うことで、自分好みの3Dキャラクターを作成できます。すでにSTEAMでのアーリーアクセスによるアプリ配布はもちろんのこと、スマホ版アプリのリリース(iOS / Android)も始まっていて、幅広く利用されています。また「VRM形式」のオンライン出力にも対応済(要キャラクターチケット、5,000円)で、バーチャルキャストにもバッチリ対応していますね。

そんな「Vカツ」、早くから法人向けの利用を想定した「プロフェッショナル版」のリリースがアナウンスされていました(「Vカツ」トップページにもバナーが用意されています)が、この度、法人向けプランとして満を持して発表されたのが『Vカツビジネス』です。

Vカツの「法人利用」を可能とするのが『Vカツビジネス』

今回の『Vカツビジネス』は、まさしく「Vカツ」を使って「VTuber」ビジネスを展開したい法人向けに用意されたサービスとなります。

最大の特徴は……

  • 使用用途やオリジナル要素など、ニーズに応じた3つのプラン
  • 法人向けサービスならではの「サポート体制」
  • 完全オリジナルモデルの作成にまで対応した「エンタープライズパッケージ」

の3つ。早速ご説明していきましょう。

『Vカツビジネス』に用意された3つのプラン・サービス概要

まず『Vカツビジネス』を利用するには、Vカツビジネスの公式サイトから「Vカツビジネスアカウント」を作成 → アカウント作成後に3つの「Vカツビジネスプラン」の中から目的のものを選び、契約締結→初期費用支払い→ライセンス発行、という流れになります。

料金体系は「初期費用+月額課金(年一括払いプランあり)」。3つのプランが用意されていて、それぞれで内容が異なります。以下概要!

  • ベーシック」……初期費用20万円~、月額5万円~。非商用利用に限定されますが、その分月額費用がお安くなっています。
  • スタンダード」……初期費用25万円~、月額10万円~。商用利用が可能になるのがここから。サポートもVRMなど技術的な分野まで対応する「ビジネスサポート」にアップグレードされます。
  • プロフェッショナル」……初期費用25万円~、月額15万円~。スタンダードに加え「オリジナルデータの作成、オリジナルアバターの作成、VRM書き出しサービス」を受けられる「エンタープライズパッケージ」を含むプランです。

全てのプランに於いて「Vカツビジネスライセンス」というものがついてきます。これまで「Vカツ」では無許諾利用は個人での利用に限られていて、法人での利用を行う場合は別途個別に事前の連絡・許諾・契約締結が必要でしたが、これらの手続きをサービスとしてパッケージ化し、法人利用を許諾するのが「Vカツビジネスライセンス」です。

「ベーシック」と「スタンダード」を分けている「商用:非商用」については公式サイトにガイドラインが記載されておりまして、

〇商用利用(営利目的)例 

投げ銭などで収益化可能な動画・ライブ配信サービスでのご利用
キャラクターグッズなどの販売商品でのご利用
広告収入型アプリケーションでのご利用
課金要素のあるアプリケーションでのご利用
有料のライブやトークイベント等でのご利用
雑誌や書籍等の有償刊行物でのご利用
オンラインサロンなどの有料Webコンテンツでのご利用
など

〇非商用利用(非営利目的)例 

Webサイト・SNSなどにおいて自社広報活動でのご利用
無料のチラシやパンフレットなどでのご利用
無償で提供するファンアイテムでのご利用

(Vカツビジネス公式サイトより引用)

とのこと。自社広報活動とかも営利と判断されるケースが多い中、非営利目的の範囲がけっこう広めなのがすっごく好印象ですね!

そして……1番の肝となるのが「エンタープライズパッケージ」を含む「プロフェッショナル」。このパッケージにより、「Vカツ」にはないオリジナルデータ(髪、衣装、アクセサリーなどのコスチューム)を作成したり、外部へVRM書き出しを行いUnityへ持っていく……などといった、まさにプロ的なサービスを可能にしています。また、このパッケージにより「オリジナルアバターの作成」も受け付けるそうです!

オリジナルデータ・アバター作成、VRM出力については別途見積もりが必要になりますが、「Vカツ」をベースにしているアドバンテージがここでも生きてきます。例えば、オリジナルアバターを作ってもらった上で「Vカツ」上で衣装を変える、といったことも実現可能になるわけで、単に「3Dモデルをフルスクラッチで作ってもらう」のとは雲泥の違いがある、というわけ。

すでに実用例も数多く輩出! 今後の「Vカツ」の進化に注目!

アプリのリリースから数多くのVTuberを生んでいる「Vカツ」。実用例も増えてきました。上のモデルは、株式会社セガゲームスが配信している運命選択RPG「イドラ ファンタシースターサーガ」のイドラ公式バーチャルYouTuber「ポポナ」のVカツコラボコスチューム。Vカツで制作されています。

また先日の「TUBEOUT! SESSIONS」にも出演し、本日「株式会社プリープ」への所属が発表された(おめでとうございます!)「星乃めあ」さんも、Vカツをベースに作成されているんですよ。

現在バーチャルでの活躍が著しい人気漫才コンビ「アメリカザリガニ」のお二人のモデルもVカツがベース。今後もVカツを活用したビジネスベースのモデルケースが、今回の「Vカツビジネス」サービスのスタートで飛躍的に増えていきそう。今後に期待したいですね!

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
■VカツビジネスHP:https://biz.vkatsu.jp
■VカツHP:http://vkatsu.jp

記事元:Vチューバー支援サービス『Vカツ』法人利用を可能にする『Vカツビジネス』を本日より開始!企業のキャラクタービジネスを後押しします -PRTIMES-

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