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いまさら人に聞けない!VRヘッドセット・VRゴーグルの種類と違いをざっくりと解説(2017年3月版)

更新日:

こんにちわこんばんわ。81plusです。

20161127

寒いけど晴れたので、会社のベランダにGear VRを乗っけて撮影してみました。HMDのある日常、みたいな。

 

先日、私の友人からこんな質問をされました。

「ねえ、VR見たいんだけど! 今作ってるんでしょ? VR!」

はい、弊社ではVR映像制作事業を行っておりまして、よろしければ弊社VR映像制作実績をこちらにご用意しておりますので(と言いながら手持ちのiPhoneでVR動画を準備し始める私)

「それは知ってるー! あれでしょ? ヘッドなんとかかんとかを買わないとちゃんと見られないんでしょ!?」

そうだけど、どうしたの?

「なんかアマゾン見てるとたーくさんゴーグルみたいなのあるじゃない? めちゃくちゃ安いのもいろいろあるし、クッソ高いのもあるし、どれがどう違うのか、まるでわかんないんだよね」

あー、たしかに。わかるー!

20161201

「でしょ? どれを選べばいいの? わかりやすく教えてよーあとできれば安いやつにして

なんで最後だけ小声なんだよ。

VRヘッドセット / VRゴーグルのセレクトは大きく種類に分けて考えよう!

というわけで、友人のご要望にお応えして参りましょう。ちょっと長くなりますが、ご容赦頂ければ幸いです。

友人のご指摘通り、ちまたには非常にたくさんの種類の「ヘッドマウントディスプレイ(Head Mount Display、以降HMD) / VRヘッドセット / VRゴーグル」が販売または配布されていますが、これらをザッと分類すると4種類(プラス1)になります。

1 HMDの他に「種類は問わないが、VR動画を再生できるスマートフォン」が必要なもの

2 HMDの他に「SAMSUNG製のandroidスマートフォン『Galaxy S6 / S7シリーズ』」が必要なもの

3 HMDの他に「ゲーム機」が必要なもの

4 HMDの他に「パソコン」が必要なもの

5 HMDだけで再生ができるもの

上が一番安く、最後を除き、下へ下がれば下がるほど高くなる傾向にあります(すべてのものがそうではありません)。それぞれでメリット・デメリットがありますので、特徴に合わせて自分にあった種類のものを選ぶとよいでしょう。

では、種類ごとにご説明しますね(以下の画像はすべてamazon販売ページへのリンクを張ってありますので、ぜひご利用ください)。

 

1 HMDの他に「種類は問わないが、VR動画を再生できるスマートフォン」が必要なもの 0円~

おそらく、アマゾンや楽天などで一番多く取り扱いがあるのがこのタイプです。製品紹介欄に

「iPhone、androidなど、様々なスマートフォンに対応します」

と書いてあれば、ほぼこれです。

お持ちのスマホでVR動画を再生させてから、そのスマホをHMDにはめて、レンズのついた穴からのぞいて見る形です。

一番シンプル・かつ安い、というか「無料」なのもあるのが、いわゆる「ハコスコ」と呼ばれるタイプのもの。

段ボールでできていて、自分で組み立てます。なので安い! 最近はもっと簡易なものが無料で配られていたりもします。

一方、こんな感じのゴッツイタイプのものもあります。だいたい1,000円台~数千円のレベル。

メガネをかけたままでもかぶれたり、ダイヤルで調整ができるなど、ちょっとお高い分多機能ですが、種類は上の段ボールと全く同じです。

特徴は

メリット

  • 気軽にVR動画を視聴できる
  • 安い

デメリット

  • 映像が荒い(画素数が少ない)ので、「その場にいるような感覚」に浸るのが難しい
  • 他の種類のHMDに比べて格段にVRの質が落ちる

VR動画の仕組みだけなら、これで十分理解できます。でも、これではVRの本当の凄さがどうしても伝わりません。もどかしい。

 

2 HMDの他に「SAMSUNG製のandroidスマートフォン『Galaxy S6 / S7シリーズ』」が必要なもの 市場価格で12,000円程度~

このタイプは「Gear VR」として販売されています。(下の画像は11月にリリースされた新バージョン)

スマホがサムソン製のGalaxy S6シリーズ・S7シリーズに限定されますが、上のタイプとは比べ物にならないくらいのVR体験ができますよ。ちゃんとしたVR体験をしたいのであれば、このGear VRからがデッドラインです。

特徴は

メリット

  • サムソンのスマホを持っていれば、1万円強で本格的なVR動画が楽しめる
  • HMD本体の値段で比較するとびっくりするほどクオリティが高い

デメリット

  • 別にスマホが必要で、かつ製造メーカーとモデルが限定される
  • スマホも新規に用意するとそれなりに高くなる(合計で最低でも5万円ぐらい~)

買うときは2016年11月発表の新モデルを買いましょう! 古いバージョンが相対的に安くなっていますが、新バージョンはいろいろなところが改善されていますので、ぜひ新しい方を。

 

3 HMDの他に「ゲーム機」が必要なもの 49,980円~(+PS4と専用カメラ)

今巷で話題の「PSVR」です。

(追記)2017年1月26日に追加販売されましたが、瞬殺だったようです。相変わらず大人気ですね!

特徴は

メリット

  • PS4の周辺機器として開発されており、クオリティが高い
  • 豊富なVRコンテンツに加え、対応ゲームが多数リリースされる予定→永くいろいろと楽しめる

デメリット

  • HMDに加え、PS4と専用カメラが必要で、トータルの価格ではGear VRよりも高くなる
  • 今すぐに入手できない(極度の品薄状態)

スマホのついでに……とかでなく、ちょっとお金がかかってもいいから、きっちりとVR体験をしたい!という方にはこちらが選択肢としてはよいかもしれません。あとは実物がもっと流通するようになればいいですね……。

希望小売価格ベースでPSVRを体験したい場合の価格を別記事にてご紹介しました。ぜひこちらも参考にしてくださいね!

PlayStation VRを体験するにはいくらいるの?

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4 HMDの他に「パソコン」が必要なもの 90,000円程度~(+パソコン)

HMDとパソコンをつなげるタイプの物ですね。大きく分けて3つあります。一つは

Oculus Rift

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Fove 0、それともう一つ、

HTC Viveです。

一言で言ってしまえば「ガチ仕様」。間違いなく最前線・一流のVR体験ができます。一言で言い表せないくらいに、凄いです。

ただ、接続するパソコンがそれなりにハイスペックでないと対応しません。お値段にして……現時点で100,000円以上するデスクトップパソコンでないと、ちょっと厳しいですね。

特徴は

メリット

  • 現時点でメインストリームのVR仕様。クオリティは保証付き
  • 動画・CGを楽しむ以上のバーチャルな体験ができる

デメリット

  • 現時点においてHMD+パソコンで200,000円クラスの出費を覚悟しなくてはならない
  • パソコンのセッティングをするレベルの知識が必要

クオリティは間違いありません! できることなら、ぜひOculusやViveでVRをご覧いただきたい!(切実)

※ 現在FOVE 0は発送が開始されたばかりで詳細はこれから。レポートなどについては今後の記事でご紹介していきますので、お楽しみに!

番外編 HMD以外に何もいらない ???

では、HMDだけでVRを体験することはできないのでしょうか……というと、そんなことはありません! ……たぶん。

というのも、自ら映像を表示し、他に何も必要のないHMDというものは、今まさに世界中で開発され、リリースされつつあるのです。詳しくは他のニュース記事でご紹介していますので、ぜひそちらをどうぞ。

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これから遠くない未来に、おそらくHMDだけでVR体験をできる日がやってきます。今は一般に発売されていない、ってだけの話です。

どんな価格で出るのか、どこから出て、どのくらい売れるのか、それは未来のことなのでわかりません。でもただ一つ言えることは、今現在世界のどこかで、そんなゴーグルを作っている人が確実にいる、ということ。

 

それって、素敵なことじゃない?(友人にドヤ顔で語り掛ける)

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