“棚卸しロボット”登場、「店舗運営全自動化」の夢
人手不足を解決する?
富士通、時給1000円で働く“棚卸しロボット”披露 - ITmedia ビジネスオンライン https://t.co/ywEEOmPDmN
— ITmedia ビジネスオンライン (@itm_business) March 8, 2017
同社によると「スーパーマーケットなどの小売業における人件費の約40%は棚卸し作業。これまでは人が目視で確認を行っていたが、近年は人手不足が深刻化しており、ロボットによる自動化のニーズが高まっている」という。
ITmediaより
配達トラック+自動配達ドローンのテスト、「配達サービスの全自動化」の夢
【やじうまPC Watch】UPS、配達トラックから発進する“自動配達ドローン”をテスト https://t.co/wp5OkQ9x8M pic.twitter.com/gx9064pcUi
— PC Watch (@pc_watch) March 8, 2017
ドローンの利用は、こうした郊外におけるトラックの走行距離を減少させるための取り組みで、同社の配達経路の最適化ソフトウェア「ORION」を合わせて用いると、ドライバー1人あたり、1日に1マイル(1.6km)ほどの走行距離を削減できるという。たったの1マイルであっても、会社全体では約56億円ほどのコスト削減につながるとしている。
PCWatchより
ルンバ+ディープラーニングによる「家事労働解放」の夢
ロボット家政婦が発明後の世界で、仕事をなくした家政婦はなにをするか : 情熱のミーム https://t.co/Zrd6raCF99
— Engadget 日本版 (@engadgetjp) March 8, 2017
ディープラーニングによってピッキング・・・つまり物を認識して掴む、という作業が飛躍的に向上した。このことは、時たまの失敗が許されるどうでもいいこと・・・たとえばゴミ捨てや洗濯物をたたんだり、靴下をペアにしてクローゼットに放り込んだり、冷蔵庫の中から残り物を捨てたりするといった一連の作業ができるようになる未来を示している。
Engadgetより
いきなり3つの記事を立て続けにご紹介してみました。どちらも昨今叫ばれている「全自動化社会」に関する興味深い記事です。
思うに、人間における「お仕事」は、それぞれの時代における「メインの産業」を経て移り変わっていく歴史でありました。
18世紀後半から19世紀にかけて起こった産業革命により、一次産業は機械化のため効率化され、入れ替わるように二次産業・三次産業が興り、製造業、接客業、事務業が大きく成長しました。
つづいて、時がたち時代は情報革命、IT革命を迎えています。既に二次産業では工場のロボット化が進み、ITの勃興により事務作業の自動化も進んでいます。
ついに来た、第三次産業の「機械化」
そして今、第三次産業にも上記の記事のように機械化の波が押し寄せてきている、というわけですね。
- 店舗運営の自動化(ロボット+センサー)
- 配送の自動化(自動運転自動車+ドローンによる配達)
- 家事の自動化(ルンバ+ピッキング)
三つの記事を立て続けに紹介しましたが、最後の記事では「ロボット+ディープラーニング」による社会の変革で、すべての労働がロボットに代替される可能性を示唆しています。
おそらく、そこに至るまでに私たちの社会は幾たびかの変革が起き、それに今を生きる私たち人間は対峙することになるでしょう。将来のことを考えれば、心配なことばかり……。でも、これまで人類は成功や失敗をしながら苦難を乗り越えてきました。
やってくるかもしれない未来の「その先」を見据えて考える。そうすることで、ロボットと人間がうまくやっていける方法だって、見つかるんじゃないかな?
これからもIoTにまつわる記事をお届けしていきます。一緒にみんなで明るい近未来を考えていきましょう!