SIGGRAPH Asia 2018 TOKYO コラム ニュース 特集

SIGGRAPH Asia 2018 TOKYOレポート4(Day4まとめ)

2018年12月4日から7日までの日程で、東京・有楽町にあります東京国際フォーラムにて開催されております「シーグラフアジア2018」(SIGGRAPH Asia 2018)。本日はいよいよ最終日、Day 4です。

お名残り惜しゅうございます……と感傷に浸るのはまだ先! この後超弩級の最終プログラム「Real Time Live!」が控えているだけに、スロットルを緩めるわけには参りません。それでは、昨日のDay3から本日のダイジェストを随時更新でお送りしましょー!

Day 3後半ツイートまとめ(CAF - エレクトリックシアター)

3日目の最後にお邪魔させていただいたのが「エレクトリックシアター」。110分もの長きに渡ってよりすぐりのCGアニメーション作品を上映していくという圧巻のプログラムです。

SIGGRAPH Asia 2018、コンピュータアニメーションフェスティバル(CAF)の概要を発表

2018年12月4日~7日に東京国際フォーラムで開催される、コンピュータ科学分野の国際学会(ACM)の分科会「シーグラフアジア2018(SIGGRAPH Asia 2018)」運営事務局(ケルンメッセ ...

今回上映されたのは21作品(全作品リストを含むプログラムPDFはこちら)。すでにCAFの各賞が発表されておりましてVRonでもご紹介させていただきましたが、ここで改めておさらいを。

最優秀作品賞

「L'oiseau qui danse」
ディレクター・プロデューサー:Jean-Marie Marbach、フリーランス(フランス)

審査員特別賞

「Vermin」
監督:ジェレミー・ベッカー、ミユ・ディストリクト(ルクセンブルグ) / プロデューサー:Michelle Ann Nardone、Miyu Distribution (デンマーク)

優秀賞学生映画賞

「Reverie」
監督:Philip Louis Piaget Rodriguez, Miyu Distribution (メキシコ) / プロデューサー:Michelle Ann Nardone, Miyu Distribution (デンマーク)

いやー! 堪能しました! 少なくとも3回泣きました! いけませんね、年をとると涙もろくなっちゃってね……。

3賞の中で一番印象に残ったのは、優秀学生映画賞に輝いた「Reverie」。え! これ学生さんが作ったの!?と言いたくなるくらいのクオリティの高さと、人間の「生きる」「護る」という感情を激しく揺さぶるストーリーライン!

泣いたのは(そこが基準か!)「Bilby」(DreamWorks / アメリカ)、「One Small Step」(Taico Animation Studio / アメリカ)、「Mayday – Final Chapter」(GRASS JELLY FILM / 台湾)。どの作品もストーリーが秀逸! ボロボロ泣いてしまいましたよ。

日本からは2作品が上映されました。特に神風動画さんの「Cocolors」! 世界観が独特で引き込まれちゃいましたね……。素晴らしかった!

主催者様によるまとめ動画がこちら。ぜひどうぞ!

Day 4ツイートまとめ

最終日ということもありまして、「リアルタイムライブ!」と打ち間違ってしまうなど早くも荒ぶっております。荒ぶるところが違うぞ。

まだまだ当日参加の受付は続けられておりますが、展示会は「午後4時」で終了してしまいますのでご注意を。記事執筆時点で残り2時間を切ってしまっております! お早めに!

昨日あらかた取材させていただきました筆者、本日はとことん楽しむ方向で取材をばさせていただいております。そんな中、バンダイナムコさんのご厚意で「UNI-CAB」に乗せていただいちゃいました。

これ、楽しいですね! 最初はなかなか思うように動かないんですけど、なれてくると体の重心を動かすだけで自在に操れるし、けっこう早く走れる一方でホンダさんならではのセーフティ機構搭載で安心だし、これで「PAC IN TOWN」をやったら絶対に楽しいんだろうなあ……って感じです!

さらに! 今回主催者様のご厚意で「VRシアター」に参加させていただくことができました。4作品を全て体験させていただいたのですが、どの作品も非常にレベルが高かったですね……。指輪物語VRの続き、めちゃくちゃ見たいです!

最後の「Real Time Live!」まで目が離せない! 刮目せよ!

さて、この後は午後4時からSIGGRAPH Asia 2018最後のプログラムであります「Real Time Live!」です。

公式サイトのこちらのページにてプログラムの詳細が紹介されています。日本からはポリフォニー・デジタルさんの「グランツーリズモ」、GREE / Wright Flyer Live Entertainmentさんの「REALITY」、バンダイナムコスタジオさんの「BanaCAST」、そしてスクウェア・エニックスさんが登場しました。

詳細は後日じーっくりとお伝えするとしまして…… 最後は現地ツイート連発でお届けしましょう!


 

この記事を持ちまして、当日のリアルタイムレポートは以上となります。昨日告知しました「AR/VR」「E-tech」の各賞紹介などにつきましては、正式発表が出次第改めてお知らせしますね。

来週からは展示会エリアを中心とした出展社・団体のご紹介をして参りますので、どうぞお楽しみにー!

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