株式会社ambrは31日、現在同社がクローズドアクセスで展開中のVRプラットフォーム「ambr」を、2019年夏よりオープンする予定であることを発表しました。また、現在対応中のVRデバイス「Oculus Go」に加え、新たに「Oculus Quest」への対応を進める他、今回の発表に合わせてクローズドアクセス期間中の新規登録ユーザーを追加募集することも合わせて発表しています。
日本発、Oculus Goでスタートした「ambr(アンバー)」、ついに正式オープンへ
「ambr」は、「Oculus Go対応」という形でスタートしたVRプラットフォームです。ユーザーはアバターとなってアクセスし、他のユーザーと一緒に仮想世界でのコミュニケーションやゲームを楽しむことができるようになっています。
現在は4月9日からクローズドβ中。毎日のようにアップデートがされている他、毎日午後22時~22時30分だけアクセスができる、という形でテストが続けられています。
なんと言っても最大の特徴が「Oculus Go」に標準を合わせている、という思い切った仕様でしょう。筆者もクローズドβ登録をさせて頂きアクセスもさせていただいたのですが、3DoF、かつOculus Goの限られたマシンリソースを感じさせない空間づくりをされているのが非常に印象に残っています。
これまでに実装されたものは上記の画像のとおり。とにかくアップデートの頻度が高く、それらを公式ツイッターでくまなくお知らせされているのが印象に残っています。
そんな「ambr」がいよいよオープンアクセスの開始を発表したわけですが、ただ公開するだけではありませんよ!
- "VRクラブ"・"VRギャラリー" などの新コンテンツ追加(2019年夏予定)
- 新しいVRデバイス「Oculus Quest」の対応(2019年夏予定)
- ambr上でより様々なVRMアバターが利用できるシステムの構築(2019年中予定)
スゲー!! 「Oculus Quest」対応だけでなく、「VRM」形式のアバターも使えるようになるとは……!! これには驚きました。いや、これマジでVRChatに匹敵する規模になるのではないかと!
今後はユーザーやコミュニティと一緒に発展していく仮想世界を目指すとともに継続的に空間や機能を拡張していく他、ユーザーが一緒に仮想空間を創造できるような仕組みも構築していく予定とのことで、これはちょっと夢が膨らんじゃいますねー!
新規登録ユーザーの追加募集も開始! まだの方はぜひぜひ!
今回の発表にあたって、クローズドアクセス期間中の新規登録ユーザー追加募集も合わせて発表されています。条件は「Oculus Goをお持ちの方」。募集上限数に到達次第締め切られるそうですので、お早めに!
また、ambrではより良い仮想空間を創るべく、コラボレーションして頂けるクリエイター、ファンやブランドを持つIP/企業の募集も始まっています。企業に対しては、ambrの提供する機能(高クオリティなVR空間・アバター・アイテム開発、コミュニケーション・ゲーム機能等)を用いた販売促進・PR・イベントへの活用も募集しているそうです(こちらの応募フォームから)。
さあ、いよいよ「ambr」の世界進化に加速がつきそうですね。一体Quest対応によってどのような展開を見せていくのか、今から楽しみです!
記事元:日本発の仮想世界 "ambr" 、2019年夏にオープンアクセス開始予定。Oculus Quest対応も予定。また、クローズドアクセス期間中の新規ユーザーを追加募集。 -PRTIMES-