SIGGRAPH Asia 2018 TOKYO コラム ニュース 特集

SIGGRAPH Asia 2018 TOKYOレポート6(「VR / AR」その2)

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2018年12月4日から7日までの日程で、東京・有楽町にあります東京国際フォーラムにて開催されました「シーグラフアジア2018」(SIGGRAPH Asia 2018)。現在各プログラムに出展されていた皆さんをご紹介しております。本日は「VR / AR」プログラムの2回目です!

“The player is the star” - 複合現実世界の未来への展望(バンダイナムコスタジオ)

こちらはバンダイナムコスタジオさん。おおお!「PAC IN TOWN」じゃないですか!

ナンジャタウン、「ナンジャタウン×MRプロジェクト」第1弾としてMRアトラクション「PAC IN TOWN」を期間限定でオープン

ナムコが池袋・サンシャインシティで運営しているアミューズメント施設「ナンジャタウン」は15日、公式サイトにて「ナンジャタウン×MRプロジェクト」始動の第一弾として、MRアトラクション『PAC IN T ...

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今年の1月、「ナンジャタウン×MRプロジェクト」始動の第一弾として期間限定で稼働していたのがMRアトラクション『PAC IN TOWN(パック イン タウン)』。Microsoft Hololensを装着して「パックマン」の世界へと入り込み、目の前に広がる迷路の中を歩きながら、制限時間内にゴーストを避けつつクッキーを食べるという内容です。

バンダイナムコスタジオさんによれば、これは日本国内のテーマパークで Microsoft HoloLens MRデバイスを導入した初の事例とのこと。ナンジャタウンでは約8千名の来園者が体験したそうです。

そしてSIGGRAPH Asiaでは、この「PAC IN TOWN」をアップデート! ナンジャタウンでは徒歩で迷路の中を進んでいましたが、今回はHONDAの「UNI-CAB」に載って体験できるようになっていたんですね!

こちらがその「UNI-CAB」。座って体の重心を動かすだけでその方向へ移動することができます。ちっちゃなセグウェイみたい!

バンダイナムコスタジオさんは「MRは新しい遊びの要素を現実世界に加えて、エンターテインメントを通じて社交性を促し、社交的なコミュニケーションがMRの世界をより良い社会にする鍵になる」としています。会場では常に行列ができるほどの人気を博していらっしゃいました。流石です!

Art Plunge: 有名な芸術作品の内なる世界を体験する(Space Plunge:スウェーデン・シンガポール)

こちらはSpace Plungeによる「Art Plunge」というVRコンテンツの展示です。

「Art Plunge」は、世界的に著名な名画の世界を体験することができるVRコンテンツ。どんな内容なのか、というのを文字で説明しようとすると非常に難しくなってしまうので、まずは公式の紹介動画をどうぞ!

その上で、SIGGRAPHさんによる日本語紹介のお力も借りながらご説明をば。

Space Plungeさんでは「名画の『内なる世界』に転送されるような感覚」を表現すべく、「モナ・リザ」、「星月夜」、「ヴィーナスの誕生」、「アダムの創造」のような名作をVR空間の中で立体的に解釈しています。VRの中では「絵画」がどう表現されるのか、そしてその過程の中で「境界線」がどうぼやけるかを探り、その成果を3DCGとして制作しているんですね。

HMDをかぶるとそこには数々の名画が飾られておりまして、コントローラ―で絵画を選択すると、一気に視界が絵画の「中」へ入っていきます。「中」では、絵画に描かれている人物が立体になっているだけでなく自然な表情を浮かべながらそこにたたずんでいて、立体的な絵画の空間に自分がいる感覚を楽しむことができる、という趣向です。

特に感心したのは、額縁を超えた先にある絵画の中の「空間」が非常に細やかに描かれていたこと! 窓の外に見える風景もちゃんと立体的に描画されていて、まさしく「見ごたえのある」空間を体験することができました。

それと! ちゃんと絵画の中の人物が呼吸するかのような動くんです! 「モナリザ」がこっちを見て微笑むんですよ! 絵画に入り込む、という設定なこともあってコンテンツは前方のみに展開されていましたが、後ろを向くとスペーシーな音響と共に「現実に引き戻されるような」感じのアニメーションがちゃんと用意されておりまして、こういった細部への作り込み・こだわりが随所に感じられる作品になっておりました。

そんな「Art Plunge」、リンク先を飛んでいただければお分かりの通り、Oculus Storeで販売されております!(190円) Gear VR / Oculus Goに対応していますので、お持ちの方はぜひ。また、スマホVR向けにもアプリがリリースされています(Daydream / iOS / Android)他、無料体験版もあります(Gear VR / Daydream / Android(CardBoard))ので、まずは体験版を試すのもいいかもしれませんね!

次回もエクスペリエンス・エリアのご紹介が続きます。お楽しみにー!

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