SIGGRAPH Asia 2018 TOKYO コラム ニュース

いよいよ来週開催!CG・インタラクティブ技術の国際会議「SIGGRAPH Asia 2018 TOKYO」直前ガイド【お知らせあり】

更新日:

いよいよ来週です!

2018年12月4日から7日までの日程で、コンピュータ科学国際学会(ACM)の分科会「SIGGRAPH」が毎年冬にアジアで開催するCG・インタラクティブ技術の国際会議「シーグラフアジア2018」(SIGGRAPH Asia 2018)が、東京・有楽町にあります東京国際フォーラムにて開催されます。

開催まで1週間を切りました本日は、26日に一斉発表されました全プログラム、及びこれまでのVRon記事と共に、改めてSIGGRAPH Asia 2018についてじっくりとご紹介してまいりますよ。

最先端技術がパンッパンにつまったこのインターナショナルなイベントに、行かない手はない!と断言させて頂きましょう。……え? 難しそう? 高いんじゃないの? ……大丈夫! 無料で見られる展示会(要事前登録)や、事前登録すらも必要ない無料展示もちゃんとありますので、そこらへんもばっちりとご案内します。

そして、CG / XR / インタラクティブの最前線を肌で感じるなら「カンファレンスパス」がガチでオススメ! 高いけど、それ以上の価値は絶対にあります。なぜそう言い切れるのか、そしてVRon的なオススメ展示・セッションなどを交えてガッツリと解説していきますので、ぜひご活用ください!

目次

そもそもSIGGRAPH Asiaって何? / これまでのVRon記事一覧

SIGGRAPHSpecial Interest Group on Computer GRAPHicsの略)」とは、アメリカコンピュータ学会(ACM)においてCGを扱うSIG(分科会)。また同分科会が主催する国際会議・展覧会も、同じく「SIGGRAPH」の名前で開催されています。

SIGGRAPH Asia 2018」は、その「SIGGRAPH」が毎年冬にアジアで主催する、コンピュータ・グラフィックスとインタラクティブ技術の研究発表・展示を行う国際会議です。

日本政府観光局や経済産業省など、合計20以上の行政機関・学界・業界団体から後援・協力を受けており、アジア諸国を中心に世界中からエンジニア、アーティスト、学生などが集結。合計で1万名以上の参加者を予定しています。

開催テーマは「CROSSOVER(クロスオーバー)」。CG、VR、AR、AIといった、最新技術に関する研究発表が国内外の研究者ならびに企業によって行われるほか、企業や大学による展示デモンストレーション、業界最高クラスのCG/アニメ/映画作品を上映するエレクトロニックシアターなど、国際学会ならではの最新プログラムが行われます。

世界的な学会による「国際会議・展覧会」であるSIGGRAPH。であるがゆえに「世界最大かつ最高のCGの祭典」と呼ばれ、毎年の会期中は展覧会・展示会だけでなく、CG分野の最先端技術に関する論文発表やブリーフィング、「コース」(Courses)と呼ばれる、プログラム委員会によって選ばれた講師陣で実施されるCGやインタラクティブ技術に関するチュートリアルなど、その内容は多岐にわたります。

具体的な内容については……

【記者会見】「SIGGRAPH Asia 2018」、12月4日~7日に東京国際フォーラムで開催

コンピュータ科学分野の国際学会(ACM)の分科会「SIGGRAPH」(シーグラフ)は24日、12月4日から7日にかけて東京国際フォーラムにて開催されます、CG・インタラクティブ技術の研究発表・展示を行 ...

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10月24日に行われました記者会見の模様をぜひ。SIGGRAPH Asiaカンファレンス・チェアの安生健一さんによる概要のご案内や、会期中に開催されます3つのプログラムについての発表を詳報しています。

SIGGRAPH Asia 2018、コンピュータアニメーションフェスティバル(CAF)の概要を発表

2018年12月4日~7日に東京国際フォーラムで開催される、コンピュータ科学分野の国際学会(ACM)の分科会「シーグラフアジア2018(SIGGRAPH Asia 2018)」運営事務局(ケルンメッセ ...

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また、メインプログラムの一つであります「コンピュータ・アニメーション・フェスティバル」(CAF)についての記事がコチラ。上記の2つの記事にてチケットなどのご紹介もさせて頂いておりますが、このあと改めてご案内しますね。

「展示会&ジョブフェア」には14か国から93社が出展、どれも最先端!

(c) ACM SIGGRAPH 昨年の「SIGGRAPH Asia 2017 BANGKOK」の模様

まずは、事前登録をすれば無料で入場できる(ビジターパス・当日は1,500円)プログラムの一つ、「展示会&ジョブフェア」(ホールE、B2階)についてご紹介しましょう。

展示会は2018年12月5日より7日まで三日間開催されます。4日には開催されませんので、ご注意を。最新且つ革新的な製品や技術、サービスが発表されるビジネスの場として提供され、14カ国・地域から合計93の出展者が、ハードウェアおよびソフトウェアアプリケーションの最新動向を展示します。

その全展示団体リストがこちら。
https://sa2018.siggraph.org/images/pdfs/Participating_Companies-A-Z_2018.pdf

オフィシャルのリリースに記載されている企業・団体の一部をご紹介しますと……(アルファベット順)

ASTRODESIGN / AWS Thinkbox / バンダイナムコスタジオ / BinaryVR / CLO Virtual Fashion / サイバーエージェント / Dell / デジタルハリウッド大学 / ドワンゴ / フォーラムエイト / ファーウェイ(HUAWEI) / IMAGICA GROUP / InstaLOD / NHKアート / 日本工学院 / NOITOM / TeamLab / Too / 清華大学 - Tencent共同研究所 / Unity Technologies / 一般社団法人VFX-Japan / Visual Computing Center at KAUST / Xsens Technologies / YGGDRAZIL Group / Zero C Seven

いやあ……何度見てもスゴイ面子です……! で、こちらがそのフロア図面。じゃーん!

(c) ACM SIGGRAPH クリックで別ウィンドウにて拡大表示します

上の図でご注意いただきたいのが3か所ほどありまして、

  • 左上の「EXPERIENCE HALL - VR/AR」(紫色のエリア)
  • 右上の「EXPERIENCE HALL - Art Gallery」(オレンジ色のエリア)
  • 上真ん中にある2か所の「Emerging Technologies」(ピンク色のエリア)

の3種類のエリアについては、事前登録で無料入場可能な「ビジターパス」だけでは入ることができませんのでご注意ください。こちらへ入るには「エクスペリエンスパス」というものが別途必要になります(前売3,000円・当日4,000円)が、買ってでも体験して損はないと思いますよー(と、プログラム一覧を見ながらうなずく筆者)。

あと、左の真ん中あたりにある「VR Theater」(VRシアター)についてはさらに別のチケットが必要になります。もう売り切れちゃったけど……。詳しくは後ほど!

すでにこの展示会に出展を予定している企業・団体さんがリリースを出されていますので、ちょっとご紹介しましょう。

株式会社IMAGICA GROUP(ブース:I-5)

株式会社IMAGICA GROUPさんのブースでは、CG、インタラクティブ映像、360度映像、XR関連技術、8K映像に関する最新のIMAGICA GROUPの取り組みを展示します。今回はグループ会社ごとに展示が予定されておりまして、

  • 株式会社オー・エル・エム・デジタル(アニメ作品やフルCG作品、VFX映像などの制作)
  • 株式会社IMAGICA Lab.: JAUNT ONE 360度3D8Kカメラの実演展示
  • 株式会社 イマジカ デジタルスケープ: ART COLLECTION: 8K Art Viewer実演展示
  • 株式会社 フォトロン: カメラ1台とマーカー1枚から3次元空間内の位置(X, Y, Z)と姿勢(Roll, Pitch, Yaw)を画像計測できる簡易モーションキャプチャシステム『6D-MARKER Analyst』の展示

が行われる予定です。

Inter BEE 2018 / DCEXPO 2018に行ってXRの最前線を見てきました!(その4・IMAGICA Lab. / NTTグループ)

先日幕張メッセで開催されました「Inter BEE 2018」。ただいま出展ブースをご紹介中です。本日はこちら! 株式会社 IMAGICA Lab.「JAUNT ONE」 株式会社IMAGICA La ...

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InterBEE 2018でも展示されていた「JAUNT ONE」が再びお目見えしますねー。個人的には『6D-MARKER Analyst』がすっごく気になります!

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社(ブース:I-8)

Unityさんも出展されます!

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社さんのブースではUnityの映像デモを体験できるほか、3日間を通じてさまざまなミニセッションを開催、映像制作に役立つUnityの最新機能やワークフローを紹介します。ブースではもうおなじみとなりましたグッズ・軽食・ドリンク配布も実施(数量限定)。カンファレンス・展示視察の休憩の場としても利用できますよ。

特に注目したいのは、これとは別に開催されます「Exhibitor Talk(出展社トーク)」。これは展示会の出展社が行うトークセッションで、「ビジターパス」さえあればそのまま受講OKです。

Unityさんが実施する「Exhibitor Talk」は2回。
短編アニメーション『Baymax Dreams』を制作したDisney Television Animation社、VR短編映画『Cycles』を制作したWalt Disney Animation Studios社、短編アニメーション『Sonder』を制作したSoba Productions社、映画『Ready Player One (邦題:レディ・プレイヤー1)』などの制作に関わり、2018年10月からUnity社の傘下に加わったDigital Monarch Media社、そしてショートアニメーション『ADAM』やインタラクティブコンテンツ『Book of the Dead』などを制作したUnity社デモチームのエキスパートが登壇し、世界最先端クラスのリアルタイムレンダリングによる映像制作の事例発表を行います。以下概要!

「Unity Exhibitor Talk Part1」

日時:2018年12月5日(水) 16:15〜17:45(ガラス棟会議室4F G409)
内容:※本セッションは三部構成です
第一部「SONDER : リアルタイムアニメーションの作り方」
Cody Lyon (Soba Productions, Animator & Layout) / Yee Sum Hoi (Soba Productions, Creative Manager & Lead Animator) / Gates Roberg-Clark (Soba Productions, Unity Lighting Pipeline & Tools Lead)
第二部「メイキングオブ Cycles」
Jeff Gipson (Walt Disney Animation Studios, Director of Cycles) / Jose Luis Gomez Diaz, (Walt Disney Animation Studios, VR Tech Lead of Cycles)
第三部「”Baymax Dreams” : 短編アニメーションにおけるリアルタイム演出手法」
Gino Guzzardo (Disney Television Animation, Director, Multi-Platform Content) / Mark Droste (Unity Technologies, Assistant Director of Baymax Dreams)

「Unity Exhibitor Talk Part2」

日時:2018年12月7日(金) 11:00〜12:30(ガラス棟会議室4F G409)
内容:※本セッションは二部構成です
第一部「Unityでのハイエンド映像作品の制作事例 : リアルタイムレンダリング制作の経験談」
Unityデモチームのアニメーションディレクター・Krasimir Nechevskiが、数々の賞を受賞したデモプロジェクト『ADAM (2016年)』『Book of the Dead (2018年)』の制作事例や経験を紹介し、さらにはデモチームが現在取り掛かっている未発表作品を今回初めて(少しだけ)お披露目。
第二部「ハリウッド映画『レディ・プレイヤー1』『ブレードランナー2049』で用いたバーチャルカメラによる映画撮影技法 - Virtual Cinematography」
ハリウッド映画『The Jungle Book』『レディ・プレイヤー1』を制作するためのリアルタイムツールを開発したDigital Monarch Media社より、Habib Zargarpour(Head of Film Development)がバーチャル撮影ツールのデモンストレーションを行います。

Computer Animation Festival

また、UnityさんはCAFにも2作品を出展されます。両作品とも視聴可能なチケットが決まっていますので、併せてご案内をば!

『Book of the Dead』
2018年12月5日(水) 17:00~19:00 / 2018年12月6日(木) 18:15~20:15 / 2018年12月7日(金) 13:00~15:00
場所:Electronic Theater(東京国際フォーラム ホールC)
必要パス:「フルカンファレンス・パス(全日・1日)」「学生一日券」か、「エレクトロニック・シアターチケット」(前売り3,500円、当日4,500円)のどちらかが必要です。「ベーシックカンファレンスパス」だけでは入場できませんが、その代わり「エレクトロニック・シアターチケット」さえあれば、ビジターパスの方でも入場できます。

『Sonder』
日時:2018年12月4日(火)~7日(金) 9:00~18:00
場所:Animation Theater(東京国際フォーラム ガラス棟会議室4F G407)
必要パス:こちらは「エクスペリエンスパス」(前売3,000円・当日4,000円)があれば入場が可能になります(ビジターパスのみは不可)。フルカンファレンス系のパスをお持ちであれば、そのパスで入場OK!

その他、展示会ブースでのデモ・セッション情報などについては下記のTwitterアカウント・ブログ・プレスリリースをご参照ください。

Twitterアカウント https://twitter.com/unity_japan
Unity Blog https://blogs.unity3d.com/jp/
プレスリリース:記事元:Unity「SIGGRAPH Asia 2018」にてディズニー社クリエイターらのトークセッションを開催 -PRTIMES-

※Unity および関連の製品名は Unity Technologies またはその子会社の商標です。

SIGGRAPHは展示会だけじゃない! ハイレベルな発表が盛りだくさんの各種プログラム、そして「パス」のお話

(c) ACM SIGGRAPH 昨年の「SIGGRAPH Asia 2017 BANGKOK」の模様

さて、ここで質問。SIGGRAPH Asiaの凄さをもっと肌で感じるにはどうすればよいのでしょうか?

その答えは「カンファレンス」にあります!

SIGGRAPH Asiaでは様々なプログラムが同時進行で行われまして、その参加できる範囲が「パス」「チケット」毎に違うのが大きな特徴です。ここでは、各カンファレンス・プログラムについてのカンタンな説明と、「どのパスやチケットがあれば入れるの?」という視点から、「入りやすい順・参加しやすい順」にご紹介していきましょう。

CAF - Production Gallery「映像制作の仕事展」(ガラス棟1F・ロビーギャラリー / 4日~7日)

(c) ACM SIGGRAPH

「プロダクション・ギャラリー」は、各国のCGプロダクションが制作してきた映像制作のための素材、作品などを一同に集めて展示するコーナー。今年は「映像制作の仕事展」との共催という形となります。

ハリウッドで活躍する現役クリエイターによる作家展示や、映画で実際に使用されたミニチュアの展示、圧倒的な世界観のコンセプトアートなど、プロダクツという側面をテーマにあらゆる形態の作品を展示。特にVFXの分野に関心がある方なら必見ですよ!

必要パス・チケット:なし! ビジター・パスも必要ありません! ご来場いただければどなたでもご覧いただけます!

展示会・ジョブフェア・出展社トーク(ホールE・B2階) / ポスター(ガラス棟1F・ロビーギャラリー)

(c) ACM SIGGRAPH 昨年の「SIGGRAPH Asia 2017 BANGKOK」の模様

展示会については上の項目でご紹介しましたので、こちらではポスターの方を。

ポスター」は、言い換えれば「パネル発表」です。SIGGRAPHに参加している研究者による研究発表をパネルで示したもので、まだ完全に洗練されていない革新的なアイデアのためのフォーラムとして機能します。まさに今研究開発真っただ中!なアイデアやテクニックが内容別・セッション別に分けられておりまして、今回は80以上のポスター発表が予定されています。

必要パス・チケット:ビジターパス(事前登録で無料、当日:1,500円)。こちらでサクッと事前登録しちゃいましょう!

アートギャラリー・VR/AR・エマージングテクノロジー(ホールE・B2階)

(c) ACM SIGGRAPH 昨年の「SIGGRAPH Asia 2017 BANGKOK」の模様

上の項目でもご紹介しました、展示会場内にあります3つのギャラリースペースです。

  • アートギャラリー」では、芸術的ビジョンと美的成果のための新しいメディアの創造的応用を具現化するメディアアート作品を展示します。招待に加えて公募によりキュレーションされた展覧会が行われます。
  • VR / AR」では、XR技術による新しいメディアと最先端技術を体験できるスペースです。これから新たに登場するデジタルメディアやインタラクティブな技術を深く掘り下げる展示が予定されています。
  • エマージングテクノロジー」(E-Tech)は、「VR / AR」がかつて入っていたカテゴリーで、その名の通り「最先端技術」。先進的な技術に関する展示が行われます。

その他、このエリア内では各エリアごとにセッションが行われます。

必要パス・チケット:「エクスペリエンスパス」が別途必要(前売3,000円・当日4,000円)。フルカンファレンス系のパスをお持ちであれば、そのパスで入場OK。

基調演説・キーセッション・キーイベント(ホールC・4階)

基調講演や特別講演、キーイベントと呼ばれるフィーチャーイベントについては、基本的にホールCで行われます。今年の基調講演はこちらの方々です。

  • 米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)のリード・システム・エンジニアである「デヴィッド・オー」さん。
  • マサチューセッツ工科大学でコンピューターサイエンス教授を務めている「エリック・ドメイン」さん。折り紙と数学の研究で世界的に著名な活躍をされています。
  • GROOVE X株式会社・CEO代表取締役の林要さん。ソフトバンク「Pepper」プロジェクトでの活躍で知られています。現在、次世代家庭用ロボット「LOVOT」を開発中。
必要パス・チケット:「エクスペリエンスパス」が別途必要(前売3,000円・当日4,000円)。フルカンファレンス系のパスをお持ちであれば、そのパスで入場OK。

CAF - エレクトロニックシアター(ホールC・4階)

CAFの中の特別なプログラム。上映時間があらかじめ決まっておりまして……

  • 5日:17時~19時
  • 6日:18時15分~20時15分
  • 7日:13時~15時

の3回のみです。2時間の間に21の作品が一気に上映されます! また、別時間にてエレクトロニックシアター関連のセッションも実施される予定です。

必要パス・チケット:「フルカンファレンス・パス(全日・1日)」「学生一日券」か、「エレクトロニック・シアターチケット」(前売り3,500円、当日4,500円)のどちらかが必要です。

CAF - VRシアター(ホールE・B2階)

(c) ACM SIGGRAPH

 

こちらは展示会場にて別途特設されている「VRシアター」。完全入れ替え制で、上記の4作品を通しで体験する、という趣向です。使用するHMDはHTC Vive。

必要パス・チケット:「VRシアターチケット」が必要なのですが、SOLD OUTになっています

バード・オブ・フェザー / CAF - パネル&プロダクショントーク / リアルタイムライブ! / 各種セレモニー (各所)

(c) ACM SIGGRAPH 写真は今年夏のSIGGRAPH / Real Time Live!の模様

さあ、ここからは「カンファレンス系」のパスが必要になってくるプログラムです。

バード・オブ・フェザー」は、出席者による組織的な情報ディスカッションの場として用意されます。SIGGRAPH Asiaで取り上げられるトピックについて話し合うために参加者が集う場所として設定され、各プログラムでその内容が異なるのも大きな特徴です。

日本人参加者として押さえておきたいのが、4日の午前11時から行われます「Tips for First-Time Attendees. Perfect Guide to SIGGRAPH Asia (In Japanese)」(ガラス棟4階・G409)。訳すと「初めての人のためのSIGGRAPH Asiaパーフェクトガイド(日本語版)」。

株式会社エクサ・SIGGRAPH TOKYOのチャプターチェアを務められている安藤幸央さんが登壇されますので、初めて参加するんですけど! な方はぜひ。

CAF - パネル&プロダクショントーク」は、CAF内で実施される特別なセッションです。「パネル」は、招待によるセッションと、審査を通過したソリューションから選ばれて行われます。また「プロダクショントーク」では、世界的に活躍するクリエイター・スペシャリストによる、コンテンツ制作プロセスをベースにしたプレゼンテーションが行われます。CAFで上映される作品の舞台裏なんかが聞けるセッションもありますよ。

そして、上の写真にあります「リアルタイムライブ!」はアジア初登場のプログラム。リアルタイムで表示されるグラフィックスやそのインタラクティブ性を競うもので、世界中のクリエイターたちがモバイルやPCゲーム環境などで、VRやARにおける最先端のリアルタイムグラフィックスを実演する、というもの。

多少のトラブルが起きちゃうのはもはやお約束、その場限りの一発勝負!なスタイルで行われる超リアルタイムなデモンストレーション、ということもありまして、アメリカ本家のSIGGRAPHでは目玉プログラムの一つになっています。今からめちゃくちゃ楽しみ! これを見に行くだけでもカンファレンスパスの価値、あるんじゃないかと思います!

必要パス・チケット:「フルカンファレンス・パス(全日・1日)」「ベーシックカンファレンス・パス」「学生一日券」のいずれかが必要です。

コース / ドクトリン・コンソーシアム / テクニカルブリーフ / テクニカルペーパー(ガラス棟・各所)

コース」は、プログラム委員会によって選ばれた講師陣で実施される、CGやインタラクティブ技術に関するチュートリアル。第一線で活躍している専門家から直接チュートリアルを受けられます。超専門的ですが、それゆえに中身は非常に「濃い」ものばかりが並びます。

ドクトリン・コンソーシアム」は研究者向けの専門的なプログラム。SIGGRAPH Asiaの研究者の集まりを非公式かつインタラクティブな環境で体験できます。設定されている参加者のレベルは「博士課程」。参加者は最後に15分間の短いプレゼンテーションをする、というプロセスまで用意されている、非常に学術的なものです。開催は12月4日。3つの時間帯にわけてみっちりと行われます。

テクニカルブリーフ」は、技術・アート・教育・産業の領域から、広く公募を行い、リラックスした雰囲気で実施するプレゼンテーション形式の発表プログラムです。作品のメイキングなどといったプロダクショントークなども行われます。

そして最後の「テクニカルペーパー」は「論文発表」のプログラム。最先端技術に関する論文の発表がこのプログラム内で数多く行われます。記者会見の時点で採択された論文は112。総応募数380に対し約30%弱、という狭き門を通過した精鋭の研究がドシドシ発表されるという、SIGGRAPHのカンファレンスを象徴するプログラムです。

なお、この初日4日の夜に開催されます「Papers Fast Forward」はテクニカルペーパーの中でも屈指の人気イベントで、論文の著者がわずか「1分」という時間でショートピッチを行う、という内容になっています。こちらに限り、「ベーシックカンファレンス・パス」「学生一日券」でも入場OK!

必要パス・チケット:「フルカンファレンス・パス(全日・1日)」が必要です。

 

というわけで、駆け足でご紹介してまいりました「SIGGRAPH Asia 2018」の全プログラム。まだまだ絶賛参加申し込み受付中です! 以下のページからアクセスを!

https://sa2018.siggraph.org/jp/registration-travel/registration-categories-and-fees

そして……。

VRonWEBMEDIAは、SIGGRAPH Asia 2018の公式メディアパートナーになりました

すでにSNSでお知らせしておりますが、改めまして。

VRonWEBMEDIAはこの度、12月4日から7日まで東京国際フォーラムにて開催されます「SIGGRAPH Asia 2018 Tokyo」の公式メディアパートナーとして協力させていただくことになりました。

ですので……。いつにも増して! ガーッチリと! 取材させて頂きます! さらに!

VRonは「VRST 2018」取材で早稲田に行って参ります

今回SIGGRAPH Asia様のご厚意を頂きまして、明日30日、現在早稲田大学にて開催されておりますACM SIGGRAPH・早稲田大学による併催イベント「ヴァーチャルリアリティ特別講演会・国際シンポジウム(VRST)」を取材させて頂くことになりました!

VRに関する最先端の41件の選ばれた研究発表をはじめ、21件の選抜されたデモストレーションも行われます。また期間中シンポジウム会場では14社の企業展示ブースが設けられ、基礎技術的な部分からエンタテインメントとしての応用までの幅広い展示・研究発表が行われていますよ。

XRの最前線をこの目で確かめるのと、SIGGRAPH Asia 2018への布石にするためにも、ここはキッチリと現地の模様をお伝えしていく所存ですので、どうぞお楽しみにー!

Virtual Reality Software and Technology (VRST)シンポジウム概要
日時:11月28日(水)~ 12月1日(土) 9:00~18:00
場所:早稲田大学早稲田キャンパス 井深大記念ホール(新宿区西早稲田1丁目6−1)
Home: https://vrst.acm.org/vrst2018
Industry session 5社:https://vrst.acm.org/vrst2018/industrysessions.html
Time Table : https://vrst.acm.org/vrst2018/timetable.html

取材協力:SIGGRAPH Asia 2018

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